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結婚式にお金をかけて良かったこと/後悔していること

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人生におけるビッグイベントの一つが、結婚式です。

開催するためにはたくさんの時間とお金がかかります。最高の式にするために計画したり作業したりするのは、夫婦にとって最初の共同作業になります。その時は、きっと大きな高揚感に包まれているはずです。

ただ、結婚式を準備、検討するときは一度冷静になってみることも必要です。あおむしはコロナ禍前に結婚式を開き、世間でいうと「華やかな」式を開きました。その中では、後になって満足するところもあれば、後悔しているところもあります。せっかく開いた式なのに、後悔するところはできるだけ減らしたいですよね。人間の性質上、良かったところよりも、後悔しているところのほうが頭に残りやすいものです。

今回は、あおむしの体験談を踏まえて、これから結婚式を考えている方に検討してほしいことを紹介します。

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/24618854

結婚式にやって良かったこと

最初に、あおむしが結婚式でやってよかったこと/後悔していることを紹介します。これはあおむしにとっての価値観で決めたことなので、どう感じるかはあなた次第です。が、後悔しない結婚式を開くための検討事項になるので、ぜひ考えてみてください。

・式場にこだわったこと

⇒チャペルの雰囲気、披露宴会場の広さ、式場へのアクセス等、式場にこだわったことは良かったと感じています。

チャペルの雰囲気については、天井が広くて開放感があること、白を基調としていて神聖な雰囲気があること、チャペルの扉を開けるとすぐに花道があること、牧師さんが外国人(本物かは気にせず笑)等を気にしていました。

披露宴会場も、かなりの人数を招待したため、広くて開放感があることを気にしました。料理人の方が列席者で料理してくれるサービスがあったことも良かったです。

式場へのアクセスについては、電車やバスなどの公共交通機関や送迎バスなどを利用して、できるだけ列席者の皆様に移動で負担をかけない場所にすることを気にしました。場所は妻の実家近くの地方都市だったので、どうしても交通の便が悪いのですが、少しでも良い条件の場所を探しました。

・食事にこだわったこと

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/26064886

食事は、列席者をおもてなしする最大のポイントです。そのため、この部分はこだわりました。

コースメニューにプラスしてスイーツビュッフェも頼んだので、何品にすると腹八分目でビュッフェにつなげられるのか、メインディッシュは地元の和牛が良い、予算内にするため価格の高いものばかり選ばない、など味・量・価格のバランスを見極めながら選びました。

参考までに、あおむしが結婚式で選んだ料理は、

・前菜  ⇒お肉や魚もあり、これだけでも満足できるもの

・スープ ⇒地元の野菜を使ったポタージュスープ

・魚料理 ⇒白ワインに合う、重たくない白身魚を使った料理

・肉料理 ⇒地元の和牛を使ったステーキ。ここにはお金をかけました。

・お寿司 ⇒一口サイズのてまり寿司。ここまででお腹がいっぱいにならないように。

・スイーツビュッフェ ⇒ガーデンスペースで談笑しながら楽しんでもらえる演出をしました。スイーツが苦手な方にも楽しんでもらえるように、パスタなどの軽食もプラスしました。

・お酒 ⇒費用を抑えるため、アルコール類はビール、日本酒、ワインなど必要最低限だけ揃えました。

・二次会をこじんまりとやったこと

⇒式場などを貸し切らずに、仲の良い友人たちだけで近くの居酒屋でこじんまりとした二次会をしました。また式は日曜日に行っていたため、翌日仕事がある方もおり、二次会は早めに切り上げました。

二次会をこじんまり行うことで、費用を抑えられますし、何より気心知れた友人だけとお酒を飲んで思い出話するのは、疲れ切った体にちょうど良いです。

結婚式をやってみて感じたのが、想像以上にヘトヘトになるということです。決められたスケジュールで式や披露宴を行うために、列席者に挨拶周りをしたり、写真撮影に応じたりしていると、私たち夫婦は常に動き回ったりしなければないりません。こだわって選んだ食事も、私たち夫婦は式が終わってからでないとほとんどありつくことはできません。そのため、おなかもペコペコでした笑。

この状態で二次会も式場を貸し切ってやるのは、おそらく私たち夫婦には無理だったと思います。私のように体力に自信のない方は、二次会はひっそりやることをおススメします笑。

結婚式にやって後悔したこと

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/25121778

・人を呼びすぎたこと

⇒列席者に配慮しすぎて、たくさんの人を呼んだことは、正直後悔しています。

本当にお世話になっていたり親しくしていたりする方だけを呼ぶというわけにはいかず、正直あまりかかわりのない方まで呼んでしまいました。

このため、披露宴の費用は高くなりました。食事、場所、装飾などなど、一人当たり5万円はかかるので、10人増えると50万円以上費用が掛かります。

また、たくさんの列席者に対応していると披露宴の時間がどんどん押してしまい、お色直しの後に全員の席に回って記念写真を撮る時間を作れませんでした。列席者によってサービスに差が出てしまったのは、とても後悔しています

・無駄なオプションをつけたこと

⇒新郎の衣装は1着だけにしたり、席次やメニュー表を手作りしたり、エンディングムービーはやらなかったり、いらなさそうな料理の品目を減らしたりと、絞るところは絞ったつもりでした。しかしそれでも後になって「これはいらなかったな」という項目がいくつかありました。

一つ目は、式場が作るアルバムです。この1冊を作るのに10万円くらい上乗せされました。・・・ですが正直に言うと、結婚後に見たのは1回だけです笑。結婚式のアルバムは必ずしもプロの方に作ってもらう必要はないと感じました。

というのも、式場でのオフィシャルな写真は前撮りなどの機会に別で撮ってもらえますし、式や披露宴での写真は列席者が大量の写真を撮って送ってくれます。本になっているアルバムよりも、デジタルデータになっている列席者の写真のほうが、後になって見返す頻度も高いです。中にはプロのようなクオリティで撮ってくれていた方もいたため、アルバムを作りたければ後から列席者の写真を自分たちがチョイスして作ることもできます。おそらく、ほぼお任せで作る式場のアルバムよりも、自分たちオリジナルのアルバムのほうが絶対に楽しいです。

二つ目は、結婚式全体をまとめたムービーです。同じく結婚後に見たのは1回です笑。こちらは編集などが凝ったものにしたのでアルバムよりさらに高く、25万円もしました。内容に関しては満足はしているのですが、後になってみる機会が少なかったため、コスパを考えると微妙でした。(結婚式にコスパを考えるな!という意見もありそうですが・・・)

三つ目は、遠方への送迎バスです。こちらは、手配するのに10万円くらいかかりました。しかし、そもそも遠方からの方は自家用車などを使ってくるため、利用する方が少なかったです。多少不便をかけてしまいますが、バスを利用していた方も公共交通機関を使えば来れていたため、そちらにすべきでした。

お金がすべてではありませんが、あおむしが後悔しているこの2点で、100万円近くの費用が掛かったことになります。これをどう捉えるかは、皆様の価値観で判断してください。

お金を使うべきところ、妥協するところを決めておく

引用:https://www.photo-ac.com/main/detail/3831482

結婚式は盛りすぎると、どんどんお金がかかってしまいます。絞るところは絞っても、参列者をたくさん呼んだり、上で述べた無駄なオプションを少しつけてしまったりしたため、あおむしの結婚式+披露宴の費用は400万円にもなりました。

夫婦にとって、結婚式は一生に一度の忘れられない機会です。だからといってお金をかけすぎると、その後に控えているハネムーンや結婚生活にお金をかけられなくなり、後悔してしまうことになりかねません。

結婚式だけでなく、その後のイベントや生活をトータルで考え、どうすれば最も満足度を最大化できるのかという観点で、結婚式でお金を使うべきところと妥協するところを決めておきましょう。

思い切って、結婚式は近い親族や親しい友人数人だけに絞って少人数で行うという選択肢もあります。日本国内であれば費用は大幅に抑えられますし、たくさんの列席者に配慮して疲れ切ってしまうこともないです。理由は、コロナ禍や相手の親族が希望している等、いくらでもつけることができます。

私の友人はこのような方式で結婚式を執り行い、国内で150万円程度ですんだり、私と同じくらいの金額で海外で思いっきりオシャレな式を開いたりしていました。後になって、「正直それでもよかったな」と感じました。日本の典型的な結婚式にとらわれず、こういった方法も選択肢として入れておいて損はありません。

最後に

結婚式は、人生にとってのビッグイベントであることは間違いありません。妥協せずにこだわり抜きたい気持ちもあるかもしれませんが、それでお金を使いすぎて後が苦しくなるのは本末転倒です。

結婚式を計画する所から、夫婦生活はスタートしています。自分にとって妥協できない所・できる所、パートナーにとって妥協できる所・できない所を探り合って、お互いが納得できる選択していくことが、その後の結婚生活を円滑に送るための練習にもなります。

ぜひ考えることには妥協せず、後になっても「やってよかった」と思える結婚式を開いてください。

ではまた。