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【節約】賃貸なら、ネットはスマホのテザリングで十分!あおむし家のネット節約術と行った手続き(節約効果:大)

節約生活をはじめるうえで、まず見直したいのが固定費です。その中でも、スマホやインターネットの料金は、比較的簡単な手続きで毎月の節約効果もかなり大きいです。今回は、あおむし家が見直した通信費の内容とその手続き方法を紹介します。

現在のあおむし家の通信費

現在のあおむし家の通信費は、月額4268円です。

内訳は夫のスマホが3278円、妻のスマホが990円です。・・・はい、インターネット回線は解約しています。インターネットは、夫のスマホテザリング(インターネットの共有機能)で利用しています。

夫の携帯キャリアは楽天モバイルです。楽天モバイルは、どんなにデータ通信をしても月額3278円しかかからない、さらにスマホテザリング利用が無料という特徴があります。この特徴を最大限利用して、妻のスマホは月額990円の格安SIMにしています。

【楽天モバイル】

節約効果

以前の通信費は、月額12000~14000円くらいかかっていました。

内訳は夫のスマホ楽天モバイル)が2178円、妻のスマホ(ドコモ)が6000~8000円、インターネット回線(楽天ひかり)が4180円です。

通信費を見直した結果、毎月の通信費を8000~10000円節約できたことになります。年に換算すると約10万円。これは毎年投資で積み立てて年利4%で20年運用すれば、約300万円の効果になります。インパクト半端ないですね。

テザリングの利用方法

あおむし家では以下のようにテザリングを利用しています。

①夫が帰宅したら、スマホの設定からテザリング(インターネット共有)をオン

⇒参考までに、夫のスマホiPhone)でのテザリングの設定方法は下記画像の通りです。

②ネット接続したい機器のWifiスマホのネットワーク名を探し、パスワードを入力して接続する。

⇒一度接続してしまえば、大抵の機器はそれ以降は自動で接続してくれます。

③接続した機器でネットを利用する。

テザリング利用の注意点

①接続台数に制限がある

テザリングで接続できる台数には制限があり、端末によって異なります。

私が使っているiPhone XRだと、最大5台の機器(接続元の機器は含まれません)まで接続できます。ちなみに、あおむし家で接続している機器は、妻のスマホ、PC、Fire TV、プリンター、ゲーム機の5台でちょうどいい感じになっております。

なお、その機器の電源がオフの時は接続台数にカウントされませんので、6台以上の機器を使っている場合は、どれかをオフにして使うようにしてください。

テザリング元の端末の充電消費スピードが速くなる&発熱しやすい

テザリングをするためには、接続元となる機器はWifiの電波を発する必要があるため、そのぶん充電消費が速くなります。また、発熱もしやすくなります。充電節約のため、外出時はテザリングをオフにするのを忘れないようにしましょう。

突然ネットにつながらなくなったと思ったら、充電が切れていたなんてことがたまにあるので、接続元の機器はこまめにチェックして、充電が切れそうなら充電器に接続してくださいね。

③大容量・高速のデータ通信には向かない

テザリング元の機器はルーターのように大容量・高速通信に耐えられるようには作られていません。例えば、大人数とのテレビ会議や、FPSのような数フレームを争うゲームの通信などの利用には向いていません。

ただ、Youtubeを見る程度なら、発熱こそしますが大丈夫でした。参考までに、夫と妻のスマホ、それからFire TVの3台同時でYoutubeを見たときは、たまに動画が止まるくらいの感じでした。

楽天モバイルの通信エリア内でしかデータ無制限の通信ができない

これはテザリングというより楽天モバイルの注意点なのですが、楽天モバイルの通信エリア内でしかデータ無制限の通信ができません。

エリア外だとパートナー回線に切り替わるため、高速通信は5GBまでしか使えなくなります。5GB超過後は、速度が1Mbpsまでになってしまう(スマホ1台でなんとかYoutubeが見れる程度)ので、テザリングを最もよく使うご自宅が楽天の通信エリア内にあるかは、乗り換え前によくチェックしておきましょう。

通信・エリア | 楽天モバイル

楽天モバイル(や格安キャリア)への乗り換え方法

スマホ(携帯端末)を変えない場合、携帯キャリアの乗り換えは比較的簡単に行えます。ここでは端末と電話番号を変えずに、楽天モバイルへ乗り換える方法をご紹介します。

なお、楽天モバイルでご自身の端末がそのまま使えるかは、以下のページをチェックしてください。

ご利用製品の対応状況確認 | 製品 | 楽天モバイル

スマホSIMカードのロックを解除する

スマホSIMカードのロック解除済み、またはSIMフリースマホを利用の場合は②へ進んでください。

⇒大手3大キャリアの場合は、ネット上の手続きでできてしまいます。

 SIMロック解除の手続きのページはこちら⇒ auドコモソフトバンク

②現在のキャリアでMNP予約番号を発行する

⇒今お使いの携帯番号を乗り換え先のキャリアでも使い続ける場合、現在のキャリアでMNP予約番号を発行してもらう必要があります。この予約番号を、乗り換え先キャリアの申し込み時に入力することになります。

MNP予約番号の発行は、auとドコモはネット上の手続きで可能ですが、ソフトバンクだけはネット上でできず電話か店舗での手続きになります。

 MNP予約番号の手続きページはこちら⇒ auドコモソフトバンク

なお、MNP予約番号には有効期限があり、おおよそ発行日から2週間です。乗り換え先のキャリアでは申込手続きに時間がかかるため、発行から5日以内には乗り換え先キャリアで申し込みをしてしまいましょう。万が一、予約番号の有効期限が切れてしまっても、現在のキャリアは解約にならず、再度MNP予約番号の発行ができるので、ご安心ください。

なお、現在のキャリアを解約するとキャリアメール(例えば、ドコモの場合はアドレスが@docomo.ne.jpのメール)は使えなくなってしまうので、ご注意ください。

楽天モバイル(乗り換え先のキャリア)で申し込みをする。

楽天モバイルでの申し込みの流れは下記を参照ください。

network.mobile.rakuten.co.jp

申し込みには、楽天会員のIDとパスワードが必要なため、楽天会員でない方は、この機会に登録しましょう!楽天会員の登録は下記になります。

楽天会員登録|会員費無料

なお、注意点としては楽天モバイルに申し込みをした時の情報と楽天会員の登録情報が一致している必要があります。引っ越しなどで住所が変わっていたが、楽天会員の住所を変更していなかった・・・などがあると、SIM受け取り時の本人確認で受け取れなくなってしまうため、ご注意ください。(あおむしは住所の情報が一致しなかったせいで、一度申し込みがキャンセルされてしまった経験があります・・・)

④SIMを受け取る

⇒ネットで申し込み手続きが完了すると、約1週間ほどで楽天モバイルからSIMカードと設定方法が書かれたスタートガイドが送付されます。受け取り時は本人確認が必要になるので、確認できる書類(免許証など)を準備しておきましょう。

スマホSIMカードを入れ替え、設定をする

SIMカードと同封されてきたスタートガイドを参考に、設定を進めてください。わかりやすく書かれているので、10分もあれば設定が完了します。端末を変えなければ、特にデータ移行なども必要なく、新しい回線で使えるようになりますよ。

なお、楽天モバイルのキャンペーンでポイント還元などを受ける場合、設定完了後にRakuten Link(楽天モバイルの通話アプリ)を一定時間以上使用する必要があるため、忘れずに行いましょう。せっかくなので、離れている家族や友人に電話してみては?

インターネット回線解約の手続き

続けて、インターネット回線の解約手続きを行います。契約会社によって解約方法は異なりますが、おおよそ以下の流れになります。

①インターネットまたは電話で解約を申し込む

⇒解約を申し込んだ時期によって、以下の料金がかかります。仕方がありませんが、必要経費と割り切ってしまいましょう。

・今月または来月までの利用料金 ⇒解約日によります。なるべく月の初めに解約を申し込みましょう。

・解約手数料 ⇒更新期間外の場合は1万円程度必要になります。

・回線工事費用の残額 ⇒分割払いにしている場合は、残りの費用が一気に必要になりますので、ご注意ください。

②レンタル機器の返却

ルーターやモデム、光回線ONU等をレンタルしている場合は、それぞれ返却する必要があります。解約の申し込み時やメールなどで案内があるので、それに従って返却しましょう。

なお、光回線ONU等については、NTT等に返却する場合と、光回線の撤去時に工事業者へ返却する場合があるので、どちらになるかは①の解約時に確認してください。

③回線の撤去工事

⇒賃貸で入居時にインターネット回線の工事を行った場合、借主には現状回復の義務があるため回線の撤去工事が必要です。①の解約時に撤去工事が必要である旨を伝えましょう。たいていの場合、会社から工事業者へ連絡してくれます。

撤去工事の前には、工事業者から日程確認などの電話が来るため、知らない番号からの電話も出るようにしましょう。また、日程が確定したら、アパートやマンションの管理会社にも、撤去工事が入る旨を必ず連絡してください。場合によっては、工事業者がアパートやマンションの共用部分に立ち入る必要があり、事前の立ち入り許可や共用部分の開錠を管理会社にしてもらう必要があるからです。

撤去工事当日は立ち合いが必要になるため、時間には自宅にいるようにしてください。

楽天モバイルが利用できない場合の代替案

楽天モバイルのエリア外などの理由で楽天モバイル格安SIMの方法が使えない場合、代替案としてはモバイルWifi+夫婦ともに格安SIMがおすすめです。

モバイルWifiは月額料金がインターネット回線よりも安い場合あり、月額3000円~となっています。夫婦ともに1000円以下の格安SIMにして、外出先でもネット利用が多い方がモバイルWifiを持ち歩けば、通信費を5000円程度にまで抑えることができます

モバイルWifiについては、会社によって月のデータ容量や速度に制限があったり、無制限の場合は利用料が高くなってしまったりする場合があるため、自分の生活スタイルに合ったプランを見つけることが大切です。

最後に

かなり長くなってしまいましたが、ここまでの流れを一気にやってしまえば、毎月10000円程度の大きな固定費削減が達成できます!ぜひチャレンジしてみてください。

今回は長くなったので割愛しましたが、妻が利用している格安SIMもまたの機会に紹介したいと思います。

ではまた。